♡8/15 【お荷物…鳥かごの中の私】
彼が帰ってきて、私もワンちゃん達との留守番という任務を無事に果たせて、気持ちは明るくなるのが普通なのに……
どうしてだろう、心から笑顔になれない
“お荷物”、“負担”
そんな言葉が頭から離れない
彼が昨夜話してくれた
ワンちゃん2匹を譲ろうと真剣に考えているらしい
これから先、仕事が忙しくなり 今回のように三重にある本社へ行き、家を数日空けることも増えるようで
私とワンちゃん2匹を置いていくと、常に頭から心配が離れず、寝る間も惜しんで帰ってこなきゃならず、それを毎度は出来ないと…
私が心配だからと、母が彼に“早く帰ってあげて”という電話を何度かしたらしく、勘弁してくれとまでは言わないが、私の事ばかり心配する母にウンザリした気だった
それを聞いて私は、母に少し憤りを感じてしまった
“私は黙ってたって彼にとってお荷物なのに……わざわざ何度も電話して、お荷物に拍車をかけるようなことしないで”と
母が心配するのは、全部今までの私のせいなのに
母に対し、そんな気持ちを抱いてしまった自分に嫌気がさす
家族にとっても、彼にとっても、私は捨ててしまいたいお荷物なんだろう……
そんな考えが止まらず、お酒にも逃げられず、私は自分の殻に閉じこもることしか出来なくなった
お酒を呑んでないだけで、ボロボロの精神状態が回復したわけではないことに気付く
今にも発狂して破滅的行動をとりそうな自分を抑えるのが精一杯
消えてしまいたい気持ちを、何とか忘れたくて、私はお酒に逃げていた事を思い出した
こんな精神状態の私は、素面では電話ですら 人とうまく話す事が出来ない
出来ている時は本当の私では無い
彼と出会って、もう1年3か月…
彼にさえ、私は言葉を詰まらせてしまう
いつか捨てられるお荷物なら、いっそ私の方から離れようか…
最近よく思う
私は、彼の作った鳥かごの中で生かされてる
私一人で外出できるのは、せいぜいコンビニくらい
それも明るいうちだけ
コンビニの行き来、近所の人に挨拶されても男は無視、目を合わせることさえ許されない
父と弟以外の男との連絡先は消され、女友達とのやりとりまで いつでも彼は閲覧可能
実家にいるときは、1人での外出はさせないという母との共通認識の下 私より母と連絡をとっている
私、何なんだろう…
もう、鳥かごから出されても飛べないよ
彼以外の他人との繋がりは、このBlogだけ
あとは彼の監視下だもん…
好きだからなのかな?
それとも、鳥かごから出るのが怖いからかな?
本当は分からないんだ。